私は今まで疑問に思っていたことがありました。
それは、北海道には縄文時代の遺跡がたくさんあります。
恵庭にもカリンバ遺跡など多数あり、サンガーデンの隣地でもたくさん遺跡、遺物が出土
しています。(サンガーデンの敷地内にもある可能性大?)
本州でも青森の三内丸山などたくさんの縄文遺跡があります。
さらに、北海道と本州で縄文時代に交流がされていたことも確かです。
なのに、江戸時代まで北海道には基本的にアイヌの人たちしかいませんでした。
北海道や本州の縄文人の末裔はどうなったのかということでした。
その答えがある講演会で解決しました。
講演のテーマは「縄文の心に探る人類の確かな未来」
講師は、伊達市噴火湾文化研究所所長の大島直行さんという方でした。
大島さんによると、日本列島に人が来たのは約2万年前の石器時代だそうです。
その人たちは、南回りと、北回りでその当時、陸続きだった日本にやってきました。
その人たちが縄文人となったということです。
その後、2300年前頃渡来人といわれる人たちが朝鮮半島から九州、本州へと渡ってきて
縄文人との間で混血となり弥生人になったそうです。
渡来人は沖縄と北海道にはやってこず、本州、四国、九州のみで弥生時代があり、
その弥生人がいわゆる和人(日本人)ということです。
ちなみに、縄文人の骨からとったDNAとアイヌの人たちは90%、琉球人は50%、
和人(日本人)は30%一致するそうです。
ですから、沖縄の人とアイヌの人は顔の雰囲気がよくにてるのだそうです。
アイヌの人も琉球人も和人(日本人)も祖先は縄文人ということになります。
これで私の疑問は解決しました。